2018年5月13日日曜日

「プラグイン話」 Output - REV

今回のプラグイン話のテーマは「output」社の「REV」であります!


Output社は?

Output社は割と新生の会社で、色々なソフトウェアとDTM用のデスクを制作してる会社です。

デスクのPlatformはデスクとしては割と安い値段で質もよくて、最近話題のデスクらしいです。実際に見たことありますが、「この値段でこのくらいのクオリティって…」って驚いた記憶があります。値段だけ見た時は、安い素材で作られたはずだと思ったんですから。いつか買うかも知れませんね。
もし機会があったらチェックしてください。


そしてこの会社で作ってるソフトウェアは全部いいアイディアで、いいクオリティのソフトウェアなので、たくさんのプロデェーサーの秘密兵器として使われてると知っています。一時僕にとってもこれは「他の人には公開しない、教えない」秘密兵器でしたが…(笑)結局公開するようになりました。実は「いつまでも秘密にしよう」と思ってましたが、去年の色々な授賞式とかアワードで、この会社の「Analog Brass」が色々に受賞してたことをみて、「こんな流れなら有名になってしまうのは時間の問題だな」と思って、公開しようと思うようになりました。

この会社のプラグインの中では色んなプラグインがありますが、僕はその中で「EXALE」と「REV]を利用したりしています。今日は「REV]の話をしようと思います。



コンセプト


もし「リバースされたサウンド」とか「逆再生された音」を曲に使ったことありますか?あったら、その時はどうやって効果を出しましたか?僕の場合には、入れようと思うノートを入力してからエクスポート・バウンスしてWAVEでして、DAWでリバースさせて作りました。(苦笑)一旦一回以上WAVEで出した後でプロセスをしばきなので、このサウンドが曲に入った時、どう聞こえるかチェックしながら入力するのができなくてすごく不便だった記憶があります。不便ですし、時間もたくさんかかるんですよね。もちろんADSRとかを調節して「リバースされたような」音を出すこともできますけど、実際にリバースされた音とはちょっと距離があると思います。

REVは、こんな「リバースされたサウンド」が集まっている音源ライブラリーです。出るサウンドが大体リバースされたサウンドなので、さっき書いたみたいな場合、すぐ結果物を聞きながら入力するのができるのですごく便利だし、時間の節約もできます。リバースサウンドをよく使うのではないですが(特定な技法を多すぎる曲で使ったら、それも癖で限界だと思います。もう色んな癖があるので、この以上くせは増やしたくないです。笑)せめてこんなサウンドを入れようと思う時はすごく役に立ちます。僕にとってはMinimoogみたいなことです。よく使うのではないですけど、ちょうど要るところがあり、そんな時ないと困る楽器。

さあ、これから本格的にプラグインについて話してみましょう。



四つのエンジン
REVはKontakフォーマットのライブラリーです。なので、コンタクトを呼び出してから音源を呼び出すことなんですけど、楽器のローディングの部分を見たら、四つのnkiファイルが確認できます。

どんなNKIファイルをロードするか、それによって他のエンジンのREVが出てきます。目的に合わせて適切なエンジンを使った方がいいんでしょ。なので、この四つのエンジンについて、一つづつ説明しようと思います。

Intruments

普通の楽器として使われるエンジンです。特別なことはなくて、他のライブラリーみたいにMIDIを入力して使えるエンジンです。

Timed-Instruments



このエンジンはちらと見たらInstrumentsと一緒だと思われるんですが、真ん中のスライダーを見たら「Global Sample Start」の代わりに「Whole Note」「Half note」「Quarter Note」の三つのオプションがあります。このエンジンはDAWのテンポにシンクロされて作動、instrumentsモードと違って自由にノートの長さを調節するのができません。
説明だけ聞いたらすごく不便なエンジンみたいに思うかも知れませんが、僕はこちらの方をよくて使っています。詳しい話は、後ほどしようと思います。


Loops



これはサンプルライブラリーのCDを使う感覚で使うエンジンです。C4からB5まで、2オクターブの中の鍵盤の一つ一つにサンプルのループが入っています。鍵盤を打ちながら適当なサンプルを探し、再生速度とくかエフェクターとかを調節しながら自分の曲に活用したらいいです。僕はここに入って要るサンプルを曲に使うケースはなかなかなく、ただインスピレーションを受ける用で使っています。



Rises



ダンスミュージックとか映画のサウンドトラックでよく聞こえる「なんか上昇してるような」サウンドが集まって要るエンジンです。僕はこのような「上昇感を出してくれるサウンド」を作る時、毎回困りましたけど、こんなによく準備されて要るプラグインが出てきてよかったと思います。ただ、「Native instruments」社の「Rises」の方がもっと多いサウンドが入っていて、時によって曲のキャラクターに合う方を選んで使います。

さあ、これから楽器の使い方について詳しく話しましょう。


いじってみよう!


二つのエンジンの外見は似ていますので同時にチェックしようと思います。僕は大体Timed instrumentsを使っていますので、こちらのスクリーンショットを見ながら話しようと思います。

REVはスクリーンショットに見れる通り、二つのサウンドをレイヤーしてサウンドが出せます。Layer1、Layer2でそれぞれのサウンドを調節できるし、Mainではこのサウンドが合成されたサウンドにエフェクトを適応したりしてから最終のサウンドを出すことです。




一旦、この部分で二つのサウンドを全部出すのか一つのサウンドだけ出すのか選べます。方法はすごく簡単です。この部分で、Layer1とかLayer2の部分をマウスで押すと色が暗くなりますが、これがMuteされたという意味です。



下にはエフェクターのコントロールのパートがあります。エフェクトを適応しようと思ったら、それぞれのエフェクトの上側のスイッチを押すと、そのエフェクトが適応されます。そしてエフェクトの細かいコントロールが必要な時は、エフェクトの名前が書いてあるところを押してください。そうしたら右側の四つのコントロールのノブが、そのエフェクトをコントロールするノブに転換されます。こんな方式なので空間の節約はできましたが、エフェクトがどう適応されたか全体的に見れないので、これはちょっと不便だと思います。




Timed instrumentsでは、Mainのスクリーンの真ん中でこんなスライダーがあります。これはあるノートを入れる時、そのノートの実際の長さと関係なく一つの小節間ずっと鳴かすのか(Whole Note)、半分くらいだけ鳴かすのか(Half note)一拍だけ鳴かすのか(Quarter note)決めるスライダーです。
いったいなぜこんなモードが必要なんでしょうか。
これからはすごく個人的な思いですが、それは「上昇の速度」のためです。
例をあげましょう。

Intrumentsのエンジンで、一拍のノートを入力したと仮定しましょう。ではこの入力に合わせて元々のサンプルの1/4くらい再生されて、上昇も1/4くらい時点で止まります。でも、こんな場合timed-instrumentsを通してノートを適当に入力してからノートの長さをQuarterにしたら元々のサンプルのMAXまで上昇します。つまり、短けど大きなダイナミックを演出しようと思う時役に立ちます。ノートの長さを適当にしてもいいっていうメリットもあります。(笑)
先日アップした「作業日記」の「Dawn」でもこのREVを使った時、Timed-instrumentモードを使いました。

短いノート、しかし上昇の程度は十分に。というダイナミック感が出したくて、 Timed-Instrumentsを使いました。聞いてみると、ノートの長さにわりとダイナミックさが高いことが聞こえます。



instrumentsでは、Speedのスライダーの代わりに「Global Sample Start」というスライダーがあります。これは全体レイヤーのサンプルのスタートポイントを指定できるスライダーです。スライダーを一度上げてみましょう。レイヤーの色が変わっていくのを確認できます。自分の曲のダイナミックに合うとうにサンプルスタートポイントをセッティングしてください。

では、Layerのパートをチェックしましょう。



こちらも使い方は難しくないです。上側のBrowserで適当なサンプルのソースを選んでからフィルターとかエフェクトを適応して、欲しいサウンドを作ってください。下側のエフェクトはMain, Layer1, Layer2別々に作動します。積極的にいじって自分だけのサウンドを作ってみましょう。


こちらはサウンドの性格を変えれるバートです。
Dryはドライなソース、Wetはも録音されたソースにリバーブが追加されたソース、Padは無限にLoopが適応されて、Padみたいに使えるソース、FWDは逆再生じゃなく順再生のソースです。これを参考して、自分だけのサウンドを作ってみましょう。

Loop

結局 IntrumentsとかTimed instrumentsのレイヤーのパートと同じ外見をしてるので、こちらは別に特別なことがないです。サンプルバンクを選んでから、C4からB5まで、2オクターブの鍵盤を打ちながら適当なサンプルを探してください。そして右の上側を見たらFxのプリセットも準備されて要るので、これを試してみることも面白いと思います。



Rise

このパートで注目しべきなところはプリセットの方です。



プリセットが 1/2, 1/2 + tailみたいなかたで配列されていますが、これはサウンドが終わった後残響を残せるかどうかに関わってるオプションです。Electroというものは何かよく分からないです。多分サウンドの感じが電気的に変わるっていうことだと思いますが、私はよくわかりません。マニュアルにも別に書いてないので。


終わり
では、このくらいで終わらせてもらおうと思います。もっと聞きたいことがあったらいつでもコメントとかメールでご連絡ください。

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